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すべてのボクのようなロクデナシのために

災害支援ボランティアにいこう! 人生変わるかもよ!

 
震度7が続けて起こった熊本地震
発生から10日後の4月25日から9月頭まで、約4ヶ月熊本で過ごした。
 
今回の支援活動の日々も、やはり自分の人生に深く刻まれるものとなり、今後もどこかで大災害が起きた時は、出来る限り現地に駆けつけたいと思っている。
 
東日本大震災の時は3ヶ月、そして今回の熊本4ヶ月。
仕事や家庭など全部が順調で、数ヶ月空けても何も問題なかったのか?
もちろんそんなことはなく、行く時にはデメリットや不安が頭に浮かびもする。
これからだってそうかも知れないが、それでもやっぱり僕は被災地に行きたいと思う。
 
それは変な言い方に聞こえるかも知れないけど、災害支援には魅力があるからだ。
 
被災地のニュースを見たり、ボランティアが足らないという声を聞いては、自分も何かしたいという気持ちが湧くのに、
実際に現地に行くのは二の足を踏むという人って、きっとたくさんいると思います。
 
ということで、僕の思う災害支援ボランティアの魅力についてあげてみます。
 
 

心の底から感謝される!

 
今の仕事に、どれぐらい強くやりがいを持てていますか?
 
世の中の仕事って、基本的に誰かの役にたっていると思うし、だからこそ仕事として成り立っているのだと思う。
 
ただ役に立って笑顔が生まれる現場から離れた、
間接的な立場にたつ仕事もあるだろうし、
日常の生活をもっと良くするためにという仕事もあるだろう。
 
災害支援の現場は、日常が崩れ圧倒的に困っていている人の助けができる。
 
すごく頼りにされて、「ありがとう」と言ってもらえて、
笑顔が見れたりするのって、やりがいの感じ方が強烈です。
 
 

日常では出会わない人と会える!

 
被災地には、様々な人がいます。
 
子どもから老人まで、
会社の社長も、役場の人も、職人さんも、
お母さんも、警察官も、町の皆んなが被災しています。
 
支援してる側が、学びをもらったり、
元気をもらったりなんてよくあること。
 
被災地に支援に来る人は、
災害支援が仕事で活動している人もいれば、
仕事を休んで駆けつけた、駆けつけれる人たち。
意識高く行動力のある大学生。
阪神大震災の経験者であるベテランの先輩たち。
様々なバックボーンの人が集結します。
 
ともに活動する仲間として刺激を受けたり、
一生の付き合いになっていったりもよくあること。
 
日常の暮らしでは、決して交わらなかった人と出会い、
深い部分で関われることは、人生が豊かになることだと思います。
 
 

災害時に役立つ知識・繋がりがある人になれる!

 
それから毎年のように、和歌山、広島、常総
そして熊本大分地震。ちょうど今は岩手、北海道、鹿児島も台風被害が。
 
毎年どこかしらで自然災害が起きていて、
自分の住んでいる町で起こる可能性もあると思っています。
 
従来の仕組みが、うまく機能しなくなって、
当たり前に思っていたことが崩れたり、
大切にしていたものを失うことが十分ありうる。
 
そんな時に災害支援の経験があると、
いざという時に、自分のココロに少しは余裕が生まれ、
今必要なもの、これから必要になってくるものがどうなるかという視点が備わる。
 
頼りになる制度や団体を知っていることによって、効果的な動きができて、大切な人のチカラになれることもあると思います。
 
何よりも当時とても大変だった被災者の人たちが、
今も頑張っている姿を知っていると、
取り巻く現状に諦めずに、踏ん張る原動力になるのではないのでしょうか?
 

最後に  

 
傍観者ではなく、当事者として関わっていくことは、喜びも苦労もあります。
 
キレイ事だけじゃ進まないけど、
キレイ事こそ大事にしたいなんて葛藤も生まれたり、
経験が役立つこともあれば、
逆に邪魔になってしまうこともあると思います。
 
災害によって、町によって、人によって、時期によって
必要な支援、届けれる支援は変わってきます。
 
問題解決に向けて、出来うる最善の手を模索しながら、
スピーディに決断して、具体的に行動していくことが求められる支援活動。
 
そんな日々を真剣に取り組むことで、
きっと仕事が出来るチカラはつくし
かけがけのない仲間ができるから、
一時的な損得なんて、全部吹き飛んで、
人生的に見ると、きっとプラスになると信じています。
 
災害支援ボランティアにいこう!