SCRAP & BUILD

すべてのボクのようなロクデナシのために

小田急百貨店 x 「BackpackWedding」松永真樹

今年の2月に『BackpackWeddingバックパックウェディング』
っていう本を出版したんですよ。
 

f:id:jamsatoshi:20160926212621j:plain


 
だいぶ前のような気もするが、まだ半年。
 
大きな本屋さんですごい並べ方をしてもらったり、イベントで直接届けたりと、
著者の松永まさき・ゆき、2人の頑張りで、今も着実に売れていってます。
 
そんな中、またBIGなニュースが!
 

f:id:jamsatoshi:20160926212403j:plain

 
 
「大切な人をもっと大切にしたくなる旅」をテーマに、
小田急百貨店の新宿店・町田店・藤沢店のフロアに2人の写真が展示されます!
そして、小田急線沿線の駅にポスターが貼られるとのこと!!
 
小田急百貨店の一箇所での展示だけでも素晴らしいのに、
3店舗!? 各売場で展示ってどういうこと!?!?
 
今回は、BackpackWeddingの写真だけじゃなく、
ふたりの私服写真、家族旅行写真、
兄妹や親友との旅行写真などなど。
 
好きな人と好きなように過ごして、のろけ続けてる2人の暮らしが、
こういうことになるなんて、ホント面白いし、嬉しいねぇ。
 
10月5日(水)〜25日(木)の20日間の開催!
 
見に行くのが楽しみや〜!
んで、本ももっと売れろ〜〜!!
 
 
 
↓ WEBショップでは2人のサイン入りの本が買えるよ!

bpwedding.thebase.in

 

熊本支援終了〜東京へ

熊本地震から10日後に現地入りしてから、約4ヶ月。
常駐としては、一旦終了。本日、東京に戻ります。

 

東京に帰ると「熊本って、まだ大変なの?」
という質問を多く受けそうですが、
未だ家の解体も進まず、通行止めの道も多く、
避難所生活を続けている人も、
今後の生活の目処がたたない人も数多くいて、
復興には、まだまだこれから長い時間が必要です。

 

f:id:jamsatoshi:20160926103001p:plain


いざ引き揚げようとしたら、
また震度5弱地震が起きたり、
台風が近づいてきたりと心配なことばかり。


これからの人生、熊本で何か起こるたびに、
出逢った人たちの顔が浮かぶでしょう。

 

 

今も岩手・北海道では台風被害、
各地の原発の相変わらずな報道などなど
いつ何が起こるか分からない日本ですが、
東日本大震災からはじめた災害支援活動。
災害が起こった時に、 少しは力になれる経験と
頼りになる繋がりが出来ました。

 


そして、熊本にいる間に、これからの住む場所、
新たにやることを決めようと思っていたのですが、
全く決まらず。。。。


先日、熊本最後にと「阿蘇」を巡り、
ちょっとピンと来た部分もあったりと、
ぼんやりとイメージするカタチはあるのですが、
まずは、さんざん遅れてたことに手を付け、
動きながら考えようと思います。


熊本で出逢った皆さん、ありがとうございました。
今後ともよろしく!


東京はじめ関東圏の人たち、
さんざん誘いを断ってきたけど、
何か面白そうなことあれば、お誘いよろしく!
&仕事・依頼も募集です!(切実にw)

 

それにしても自分が写ってる写真が全然ないなぁ。
もし持ってる人いたら下さいな。

 

f:id:jamsatoshi:20160926145525j:image

f:id:jamsatoshi:20160926145558j:imagef:id:jamsatoshi:20160926145640j:imagef:id:jamsatoshi:20160926145714j:image

GWの熊本地震ボランティアの受入について

f:id:jamsatoshi:20160925232651j:plain


SEKAI NO OWARIチーム』5月1日・2日と、
熊本支援のコーディネートをさせてもらいました。
 
この写真、セカオワファンの娘は喜んでくれるかな?
 
TVの中の有名人も被災地も、自分と別の世界じゃなくて、
同じ世界に生きてるって思ってくれたら嬉しいな。
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
 
「熊本の災害ボランティアは足りてるの?」
 
「いいえ、人手が欲しい現場だらけ。  
 素人でも出来ることはたくさんあり、紹介できます!」
 
熊本市のボランティアセンターに人が殺到したというニュースがあったことも原因してか、同じような質問が続いたので、ここで紹介を。
 
ボランティアセンターでは受け入れしてなかったりしても、いくつかの団体がボランティア受付してるよ。
 
阿蘇市 ユナイテッドアース
東日本大震災の時、南三陸での災害支援の経験もあるし、拠点の建物がキチンとあって、宿泊も出来るよ。
 
■熊本支援チーム&め組JAPAN
熊本在住の元気なヤツらを中心に、
震災初期から物資配給など活動。
崇城大学の敷地にボランティアビレッジ(宿泊できる拠点)をつくっているところ。
 
■南阿蘇 よみがえり
まだまだ支援の必要なこと満載な南阿蘇村で活動。
 
■御船町 TSUNAGARI
災害支援の経験者。しっかり町と連動してる様子。
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
 
※ちょっとだけ丁寧に説明してます!
仕事の合間に一気に書いたので、
何か修正等が必要な箇所があれば教えてください。
 
 
被災地で必要とされることは、数日単位で移り変わっていきますが、
まだ家を片付けれない高齢者だけのお宅や、
農業を再開したいけど、設備や機具が壊れたために人手を求めている農家の方など、ボランティアを求める被災者の方はたくさんいます。
 
ボランティアをしようと思っている人に、
まず窓口は一つじゃないということを伝えたいです。
 
 
窓口のひとつは、ボランティアセンター
これは、市町村の社協社会福祉協議会)の方が運営するもの。
 
もうひとつは、NGONPOなどの団体
それぞれの方針によって、活動内容や条件面・準備するものは変わってます。
 
まず社協のボランティアセンターは、
未経験の個人ボランティアでも出来る活動をということで、被災者からの支援ニーズを限定して受け付けてます。
 
もともと災害専門の仕事ではなかったり、
自身も被災している地域の方が運営をされている中で、
あらゆる支援ニーズ・被災者の声を拾って、
マッチングするのが困難なのもよく分かります。
 
更には、宿泊先の確保の難しさや道路状況の悪さから、
熊本県内の人限定でボランティアを受付をすることにも。
 
ということで、
ボランティアセンターでは出来ない支援活動もたくさんあるわけです。
 
 
それとは別に、NGOなどの団体でボランティアをする方法があります。
 
東日本大震災と比べると、一般のボランティアを受け付けている団体は多くはないですが、独自に宿泊先を確保しているところもあります。
 
災害があると駆けつけるNGOなどの団体には、ここ数年、毎年のように起こる災害によって、被災地での活動に慣れている団体もあります。
 
ボランティアセンター、NGOなどの団体のいずれにしろ、被災地で活動しているぐらいですので、皆さん高い志を持って活動をしています。
 
しかし、関わる時期や人、方針によっては、ボランティアへのケアなど運営面のサポートが至らない部分があることも当然起こりえます。
 
そもそもはじめから受入先に完璧を求めず、むしろ自分が入って改善していくということが、被災地のためにもなることなのかも。
 
ということで、長くなりましたが、
熊本でボランティアしたいが不安な人は、是非気軽にメッセージを下さい。
団体選びのアドバイスから、特技を活かした支援をしたい等の相談にのれます。
 
僕は、一般ボランティアを受け入れる団体に所属しているわけではないので、より客観的なスタンスで意見をいえると思いますよ。
 
 

沖縄「SUMMER OF LOVE 恋する!?キャンプ」参加者募集!  9月5日&6日

f:id:jamsatoshi:20150731182717j:plain

 
夏ですね!恋してますか〜? 僕は当分する気になれません。
まぁそんな僕のことはいいとして、
ビーチロックビレッジにて新しいキャンプツアーです。
 
ビーチロックビレッジは「あいのりのビーチロック」と別名がつけられるぐらい
カップルがよく出来るんです。もう何組結婚したのかな?
さっと思い浮かぶだけでも10組はいる。
 
キャンプもそうだし、スタッフとして共同生活してたら、
人との出逢いの数も距離感も、都会での出逢いとは比べ物にならんし、そらはじまりやすい。
 
どうせ出逢う場所なら、カッコつけずに、
「独身恋人募集中」の人だけ集めてキャンプをやってみるのはどうだろう?
 
あくまで自然の中での遊びや体験がメインやけど、
そこに異性からの視線や恋人の可能性が感じれたら、正直もっと面白いよね。
 
ということで、9月5,6日の1泊2日でキャンプを企画しました。
 
「タイプの人がいないかも」「1泊2日で恋愛なんて」
って人、普通にキャンプとしても面白いから!
 
「自分はもう恋人いるし、」なんて人は是非友達に教えてあげて下さい!
 
今なんか沖縄LCCでピュっといけるんやし、思い切ってGO!!
 
詳しくは、
 
 

ノマドよりも共同生活!? 千葉・大多喜・古民家ゲストハウス「わとや」

千葉大多喜での古民家再生、想像以上にハマってます。

ゲストハウスとしての名前は「わとや」に決定。
名前が決まった夜も、素敵な時間やったなぁ。

 

Facebookページが出来ました。「いいね!」ヨロシク!!

www.facebook.com

 

HPはこちら ↓

watoya.com

 

 

6月9日からはじまった改装、7月中旬には終えて、
BALIで過ごすつもりだったけど、
「イイものを創りたい」という皆の想いから工期は延長。

ここまできたら最後まで関わりたいとなり、
8月10日のOPEN PARTYまでいることに。

初期は解体からはじまり、屋根をぶちぬき光を採る。
今となっては懐かしいその頃の写真。

 

f:id:jamsatoshi:20150728234841j:plain

f:id:jamsatoshi:20150729003109j:plain

f:id:jamsatoshi:20150729003111j:plain

f:id:jamsatoshi:20150729003110j:plain

f:id:jamsatoshi:20150729003112j:plain

f:id:jamsatoshi:20150729003113j:plain

f:id:jamsatoshi:20150729003114j:plain

 

この解体DAYSは最初の1週間ぐらいかな?

今は玄関、三和土(たたき)、土壁、床、
カウンター、ベッドルーム、
家の中のツリーハウス、かまど と、どんどん仕上がってきてます。

あとは、ウッドデッキにお風呂に、と仕上げはまだまだあるから、
引き続き、助っ人募集!!

 

この2ヶ月、出版も2転3転、歩さんのトークライブもあり、
新たに「#かくめい」というプロジェクト(!?)にも参画、
日本を飛び回りながらも大多喜を拠点にした日々は、
ホントいろんな出逢い、学びがあった。

そんな状態の中、またBALIで面白いプロジェクトがはじまるかも、、、。

まぁ全部やりたいことやし、結局繋がっていくことが
わかっているからといっても、工夫もナシに詰め込み過ぎてるな。

 


そんな中思ったこと。

 

一緒に汗を流し、ご飯を食べ、寝泊まりしながら創っていく一体感、
日々カタチになっていくのが実感できる大工仕事は心地いい。
大工を仕事にしようと思ったことはないけど、すごく合っているのかも。

今回のような建築DAYSもオンザロードでの災害支援も、
もっといえば沖縄ビーチロックでのキャンプとかにも共通する
共同作業・生活ならではの喜びややりがいっていうのは、
今流行り(?)のノマドになっていき、
場所を問わずとはいえPCに向かう時間が多い働き方や、
得意分野を活かす中で、どんどん分業していきバラバラに仕事をするより、
よっぽど人間が当たり前に感じる喜びがあるのかなぁと感じる。

 

このことに、改めて気づけたのは大きかったな。

 

引き続き、出逢いと直感を大事に、
やりたいことをやりたいだけやっていこう!!

 

 

f:id:jamsatoshi:20150723070408j:plain

f:id:jamsatoshi:20150723070547j:plain

f:id:jamsatoshi:20150723070607j:plain

f:id:jamsatoshi:20150723070611j:plain

 

 

 

 

古民家再生はじめました!! 

千葉県いすみ郡大多喜町の山奥にやってきました。
 
今日6月9日から、築100年ほど大正時代の古民家を、
これから1ヶ月かけてええ感じに再生するお手伝いをさせてもらいます!
 

f:id:jamsatoshi:20150609015511j:plain

f:id:jamsatoshi:20150609015532j:plain

 
この古民家再生の棟梁は、よもさん夫婦!
俺のやっていた「cafeハンモックトライブ」。
二子玉川にある「SOULTREE」。
ビーチロックビレッジの和風ツリーハウス「吉田屋」。
かっこええゲストハウス、蔵前の「nui」京都の「len」。
「BohemianNewYork」などなど、挙げていったらキリがないが、
よもさん夫婦が手がけてきた空間はどこも最高!
 
愛情と遊び心があふれる空間づくり&大工仕事の勉強なのだ!!
 
 
この古民家をゲストハウスにしたり、
みんなで田植えしたり、
ツリーハウスを創ったりしていきます!!
 
そう!またまたビレッジづくり!?
新たなプロジェクトがはじまっているのだ!
ここはどうなっていくのか??
 
僕はBackPackWedding本の制作(かなり追い込み中!!)、
高橋歩との仕事に、BALI島にと飛び回りながらですが、
合間を見て、このプロジェクトにもガンガン絡んでいこうと思っています。
 
仲間も随時募集中!!
 
こういうのは立ち上げ時期からの参加が
一番苦楽あり!スピード感あり!
濃い仲間と出逢いあり!と面白いもんだと思うな。
 
まぁ一番お金にならへん時期やったりもするんやけど、、、、
 
 
どんなの感じの場所かってのは
リーダーかずさんのBlogを見たら分かるかも。

ameblo.jp

 
かずさんのBlogより一部抜粋
 
   
過疎地域に指定されている千葉県いすみ郡大多喜町
 
鉄道ファンには、いすみ鉄道と小港鉄道で知られていますが、
駅のポスターを見ると、
「ここには、何もないがあります。」
と書いてあるようなまちです。
 
でも、かつて城下町であったまちには古い町並みが残り、
山郷に入れば魚が泳ぐきれいな川が流れ、
滝がある風景の中に温泉もあり、
この町でなら、いろんなことが出来るんじゃないかと
”可能性”を感じるところでもあります。
 
ここに、新しい暮らしのあり方を皆でワクワクしながら創造していく、
そんな人の集まるオープンな場所を作ろうと、
通称”もみじ谷”と呼ばれる地区に休耕田を、
すぐ近くの集落に古い民家を借り受けました。
 
そして今、プロジェクトを進めるべく仲間を集めています。
 
『大多喜WA-NOCHIKARAプロジェクト』
 
この活動をしていく上での共通認識として、下記の言葉を揚げています。
 
和:それぞれの個性を活かしながらも、お互いに協力
   し合い穏やかに調和する
  
輪:地域に溶け込み輪を作り、人との繋がりの中で
   生きる 

環:持続可能な循環を作り出し、その環の中で暮らす

話:声に出し、言葉を交わし対話する
 
WA-NOCHIKARA(わ・のちから)により、
僕らはこの大多喜で、未来を創造する為に自然との共生を図り、
失われつつある文化や伝統を受け継ぐ人々を育てたいと考えています。
 
そして、これからの日本の未来を担う子供たちに、
胸を張って引き継げる社会をつくっていきたいと考えています。
 
このプロジェクトはひとりの力だけではどうにもなりません。
だから皆の知恵や力を貸してください。
そして、こんな想いを皆でシェアしながら、形にしていきましょう。
 
さらっと書くつもりがまた長くなった。
 
さぁ梅雨入りしたみたいだが、張り切っていきます!
まずは解体からだ〜!!
 

f:id:jamsatoshi:20150609015550j:plain

 
 
 

今住んでいる場所から飛び出しても、幸せに生きていける

 

東京は地震が多いですね。帰国してから10日間ほどで目立つのが3回ほど。
昨日(5月30日)もあったし、なんか最近多いような。

www.huffingtonpost.jp


地震があるとやっぱり東日本大震災の日々が頭に浮かぶ。
被災地での支援活動の経験や、人との出逢いは、
自分の中で大きな財産となっている。

阪神東日本大震災を味わったおかげで、自然災害は起こるもので、
今回の人生中に、自分や大事な人の住む場所で
地震が起こっておかしくないと思っているけど、
日々防災の意識をずっと保てるかといえば、
もちろんそんな出来た人間ではない。

ただ瞬間的に死ぬことさえなければ、絶望的な状況といわれる事態でも、
なんとか生きていけて、結構活躍できるんじゃないかとは思っている。


震災からしばらくして、福島に除染ボランティアにいくことになった。

当時、福島に行ったら聞いてみようと思ってた質問が
「なんでまだ福島に住んでるの?」

いきなり聞くにはデリケートな問いで、
出会ったばかりの自分に心の全てを全部伝えてもらえたとは思わないけど、
返ってきた回答は「福島が好きだから」が一番多かった。

その時に頭に浮かんだことは、
「自分が好きになれる場所って世界中にあるんじゃないかな」ということ。

僕は幼いころから引っ越し続きで、
地元という地元がないし、ずっとやってきた仕事もない。

そんな僕に、地元を愛する気持ちや仕事を失った人の気持ちが
分かるわけがないと言われればそうなんだけど、
子どもの健康上の安全とか、これから原発がどうなるかとか
まだまだ分からないことが多い中で、支援するにも2種類あると考えた。

それは「福島を住みたい場所にする」という支援と、
「福島以外でも住める人を増やす」という支援。

福島に住み続けるという仲間が出来た今となっては、
「福島を住みよい場所にする」という支援を
機会があれば取り組むつもりではいるけど、
「今住んでいる場所から飛び出しても、仕事が変わっても、幸せに生きていける」
ということを伝える方が自分はやりがいを感じれて、継続的にやっていけそう。

問題があっても住み続けたいというほどの愛情を持つ人は羨ましく思うし、
違う土地に住んだからって、その土地にはその土地で問題はあるだろう。

ただ、人生で住む場所の選択肢が1箇所しかないって思い込んでる人に、
俺みたいな人間がただ好きなように生きていくことで
「地元じゃなくても幸せに生きていけそう」
「こいつが出来るなら、自分も出来る」って思ってもらえるなら嬉しいと思う。

今はBALI島に家を借りたとはいえ、ずっと住んでるわけでもないし、
これからどうなるかも分からない。お金も全くない。
でもそんな状態の自分だからこそ伝わる人もいると思うので、
今までただ自分が好きに生きるだけだったのを、どういう暮らしか、
何を考えているかを発信していってみようと思ってます。